過去の展覧会
金澤シュウ個展 『ランデブーポイント』 (2023年11月12日~11月26日)
彷徨える惑星のように漂っていた者達(Contactor)がひとつの地点で合流することになった。
ほんのひと時の滞在か、長い旅路になるのかは分からない。
私の絵は物語のようであり、物語ではない。
けれど、この出逢いが華やいだものであってほしいと思い、絵を描いた。
◆金澤シュウ / Syu Kanesawa
【プロフィール】
1992年、茨城生まれ。茨城県立笠間陶芸大学校研究科卒業。
東京造形大学でインダストリアルデザインを専攻していたが、より現実感のある素材で制作がしたいという思いから大学を中退する。陶芸の素材感に着目し、2017年に茨城県立笠間陶芸大学校の研究科を卒業した後、自身の窯を構える。
個人で制作を開始してからは「コンタクター」という架空の生命体を陶芸の素材を用いて発表。現在はコンタクターを題材とした絵画制作にも取り組み、表現の幅を広げている。
ネットが普及しSNSが盛んな現在でも尚、人間同士は簡単に通じ合うことは難しいという思いから、コンタクターは他者と作者である私自身を繋ぐ存在(キャラクター)として、人々がより身近に感じる漫画やアニメといったポップカルチャーを軸にしている。
【主な展示歴】
「二次元派展」(代官山ヒルサイドフォーラム、N&A Art SITE、2022)、「Daydream」(MASATAKA CONTEMPORARY、2022)、ART TAIPEI(台北世界貿易中心 、2022)、「Innocence」(Contemporary Tokyo、2023)、「ART SESSION(銀座蔦屋書店、2023)